札幌美容矯正スクールラポープの小田です。
今日は太ももについてのお話です。
ご自身のサロンにご来店されるお客様でこの様な悩みの方いらっしゃいませんか?
・太ももが太いので細くしたい…
・太ももの全面が張っているのをなんとかしたい…
・ひざ上に乗っかった贅肉をなんとかしたい…
ラポープ美容矯正を行ったお客様の実例をご紹介します。
【ラポープ太もも矯正 施術1回/体重変化なし】
骨と筋肉を正しい位置に戻すことで太もも全面の張りがすっきり細くなりました。
施術時間わずか3、4分でこれだけの結果が出ます。
太ももが太くなる人にはある特徴があります。
よーくお身体を見て頂くとこんな姿勢をとってる方が多いですね。
重心線に対して身体が前傾姿勢になっている方!
この姿勢を取り続けることで、ある筋肉に長時間力が入ってしまうんです。
大腿四頭筋!
その中でも特に影響しているのが…
外側広筋と大腿直筋!
●外側広筋の起始は大腿骨、大転子。
●大腿直筋の起始は下前腸骨棘。
●停止はどちらも脛骨粗面。
●作用は大腿四頭筋全体で膝関節の伸展。
●大腿直筋だけでは股関節屈曲。
※大腿四頭筋は大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋4つを合わせた筋肉の総称。
※大腿直筋は二関節筋。
前傾姿勢だということは、いわゆるつま先立ちをしているようなもの。
高いヒールを履いているイメージです。
この状態だと大腿四頭筋にずっと力が入ったままになり肥大してしまう…
だから太ももの全面だけが以上に盛り上がり太くなってくるんです。
前傾姿勢を取り続けることで他にもこんな影響が出てきます。
大腿直筋が縮こまると…
骨盤前傾→太もも全面の張り→大殿筋の筋力低下→ヒップダウン
骨盤前傾→ポッコリお腹→脊柱起立筋の過緊張→腰痛
お悩みの箇所を施術するのはもちろん大事です。
しかしそこだけに原因や問題がある。ということって実は少ないんです。
どこかに負担がきててそこをカバーしようと違う箇所に影響が出てくる…
人間の身体は拮抗筋といって全面が縮こまると反対側の後面は伸ばされる。
逆に全面が伸ばされると後面は縮こまる。というように表と裏で反対の働きをする特性があります。
筋肉同士がうまくバランスを取ることで身体は支えられています。
この仕組みを理解していると例えば…
大腿四頭筋が硬すぎてマッサージをしても緊張が取れない。となった時に拮抗筋のハムストリングスはどうなってるのかな?
ハムストリングスに緊張を与えたら逆に大腿四頭筋の緊張が取れて緩むのではないか?という発想が生まれたりもします。
一点だけを見るのではなくもう少し全体を見て視野を広げることがとても大切です。
講座の中でもすぐ答えをお伝えすることは少ないです。
意地悪でやっている訳ではないですよ(笑)
自分で考える力をつけてほしいから。
簡単に出た答えはきっと忘れてしまいます。
悩んで考えて出した答え。
正解か不正解とかは別として。
そうやって考え抜いた答えはきっと忘れない。
小学生のころ、算数の答えを教えてもらうより方程式を学び答えを出す解き方を教わった。
解き方を理解すれば例え数字が変わったとしても答えは出せる。
これが私たち技術者でいう基礎みたいなものではないでしょうか。
効率は悪いかもしれません。
答えを教えた方がはるかに効率は良いです。
それは分かっています。
でもその努力の積み重ねが基礎となり必ず自分のためになりお客様に喜ばれる何かに変わるはずです。
今は種をまいて綺麗な花を咲かせる準備段階。
諦めず一緒に学んでいきましょう(^^)
↑講座風景の様子(太もも矯正の実技)
札幌美容矯正スクールラポープは解剖学や運動学を基礎から学び座学と手技をダイレクトにリンクできるような講座内容となっています。
今回のようなラポープ美容矯正だけの手技だけでなく+オイルマッサージや痩身技術などご自身のサロンで行っている現在の手技と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。